季節を肌で感じに・・・高尾山の森~東京都八王子市2
参道を離れ、静かな自然研究路へと入っていく。
まずは北側斜面の4号路。
イヌブナを中心とした落葉樹の森が広がっている。
高尾にはブナは80本ほどしかないが、イヌブナは800本ほどもある。
イヌブナは根元からひこばえと呼ばれる若い芽が出るのが特徴。
黒っぽくボツボツとした木肌は、明るく滑らかなブナとは対照的だ。
ブナのほうは数百年前、気温がもっと寒かったころに根付いたものが多いと思われ、今ではほとんど発芽しない。
環境の変化を超えての生き残りといえる。
標高600メートルにも満たない場所にブナが残っているのは、太平洋側では稀なこと。
ここが信仰の場として守られてきたからだろう。